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【読書日記】「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」で思い出した母の言葉

朝のニュース番組、NHKおはよう日本で
著者のブレイディみかこさんのインタビューを見て、
レッスン帰りに本屋さんへ。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」
久しぶりに完全にはまりました。

【読書日記】「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」で思い出した母の言葉_e0397681_06014434.jpg

一言でいうならば、
私の最近のもやもやがぶっ飛んだ感じ
です。

ナショナリズムの台頭で、
なんだか世の中の機運までもが、
保守的、排他的になっていくように感じる中、
息子の成長と共に取り巻く環境も変化していく中、
出会えたことに感謝します。

音楽好きでイギリスの最底辺保育所で働く著者と、
元底辺中学校で過ごす中学生の息子さん、
それを取り巻く人々の日常から学ぶ、
アイデンティティ、差別、国際情勢…
色々いっぱい詰まった
ノンフィクションストーリーです。

empathy(エンパシー)とは…
「自分で誰かの靴を履いてみること」
by息子さん
「他人の感情や経験などを理解する能力」
byオックスフォード英英辞典
「他人の立場に立って考え行動できる」
by私が通っていた小学校の通知表の一項目

を思い出しました。

私は、小中学校時代、
学業成績は結構いい方でした。

主要科目は概ね5段階評価なら5
だったと記憶しています。

ちょっとみんなに憧れられる
親に怒られない通知表の持ち主。

でも、毎学期、母親に怒られていました。
「他人の立場に立って考え行動できる」
が、
「ふつう」であったからです。
「できる」になってほしいと。

そして母になった最近に思うこと。
6歳の息子の方が私より全然、
エンパシーがある。

著者の息子さんもそうですが、
色々な小競り合いを聞いていると、
「そんな奴、とっちめてしまえ~」
っと思うこともあります。

私は、その相手のことを数日思っていても、
息子は、翌日には相手を何とも思っていない。
むしろ、思いやっている。

これは、なかなか色々大人だと難しい。
でも、難しいからこそ、
「自分で誰かの靴を履いてみること」
を大切に生きていこうと思いました。

「他人の立場に立って考え行動できる」
が、
「できる」になる日が来ますように☆彡

ママ、待っててね。


ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

ブレイディ みかこ/新潮社


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by kahanahula | 2019-11-08 05:58 | 読書日記 | Comments(0)

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